「土用の丑の日」は諫早のうなぎ!

 

今日の諫早は夏空で暑さを感じる一日となりました。

 

神社では、厄入り厄除け祈願やお宮参りをご奉仕いたしました。

 

 

さて、本日は暦の上で「土用の丑の日」ということで、
日本全国どこでも、夏を乗り切るためうなぎをお求めになったことと存じます。

 

ニュースでも報じられていましたが
うなぎが有名な地元・諫早市では、多くの方々が足を運ばれたようです。

 

幸いにも、諫早独特のうなぎ料理「楽焼うなぎ」を提供する
当社の氏子地域にある魚荘さんのうなぎを食べる機会を得ることができ
夏バテしないよう美味しくいただきました。

 

 

そもそも「土用」とはなんでしょうか。

 

土用というのは、
五行説=全てのものは“木火土金水”の組み合わせで出来ているという考え
によるもので、立春・立夏など季節が変わる前に、基本である“土”の気が
満ちる時期と言われます。

 

 

古より、日にちに十二支を割り当てていますが
立春・立夏・立秋・立冬前にめぐってくる約18日間を土用としていて、
季節ごとに(年に四回)土用があります。

 

簡単に言えば “季節の変わり目” とも言えるでしょう。

 

昔は季節の変わり目に、邪気が入りやすいと考えられていたため
さまざまな禁忌(きんき)や風習がありました。

 

 

そのなかでも、夏の土用の丑の日は
梅雨明けと重なることも多く、気候も体調も変化する時期でもあるため
夏に向かって栄養のあるものを食べたり、「丑湯(うしゆ)」に入ったり、
梅雨で湿った衣類などを乾かす「土用干し」をして過ごすようになったことから
「土用の丑の日」といえば、夏の土用をさすようになりました。

 

年によっては「土用の丑の日」が二回めぐってくることもあり
この二度目を「二の丑」といいます。

 

じつは今年、平成27年(2015年)も
「土用の丑の日」が二回あり、7月24日と8月5日となります。

 

 

なお、「土用の丑の日」は “鰻を食べる日” として定着していますが
それ以前にも “う” の付くもの(うどん・梅干し・瓜など)を食べる
という風習もあります。

 

これは、丑の “う” にあわせて「う」のつくもの
夏バテしないよう精のつくものを食べるという意味があります。

 

 

実際に、「うなぎ」は
疲労回復に効くビタミンAやB、エネルギー源となる
脂質やたんぱく質がたっぷり含まれています。

 

「うどん」は
夏バテで食欲のないときでも食べやすく消化吸収に優れています。

 

「梅干し」は
梅の酸味で唾液の分泌が促進され、食欲不振を解消するとともに
エネルギー代謝を高める働きもあって疲労回復に役立ちます。

 

「瓜(うり)」は
西瓜(すいか)、胡瓜(きゅうり)、冬瓜(とうがん)などの瓜類は、
体内の余分な熱を冷ます効果があります。また、利尿作用もあるので
むくみ防止にもなるとされています。

 

 

このように、先人の知恵というのは
ただ風習というだけでなく、科学的にも有効とされているものなのです。