皇居勤労奉仕の感想(5)

 

今日の諫早は午前中には雨が降り、午後にはあがったものの
白い雲に覆われた空模様が続いています。

 

「立春」ということで、暦の上では春となりましたが
ここ数日はまだまだ冬の寒さが続く天気となりそうです。

 

神社では、厄入り厄除け祈願をご奉仕させていただきました。

 

 

さて、長崎県神社庁が毎年企画している
「皇居勤労奉仕の旅」が、どのようなご奉仕なのか、どういったツアーなのか
参加された方の感想を通じてご紹介いたします。

 

今回は、昨年(平成26年)に参加された方の感想です。

 

今年秋に参加された方の感想は、また 来年ご紹介する予定です。

 

この感想は、神社庁が毎年発行している『庁報』に
掲載されており、神社庁のホームページで公開しているものです。

 

なお、今年の「皇居勤労奉仕の旅」のご案内はこちら

 

 

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皇居勤労奉仕の感想(5)

 

 〜Iさん(大村市在住の女性)の参加記〜

 

九月七日から十二日まで
池田団長の下、五泊六日の日程で長崎県神社庁皇居勤労奉仕団に
初めて参加させて頂きました。

 

九月七日、八王子市の武蔵野御陵を参拝しました。
この翌日に眞子内親王殿下の参拝があると説明を受けました。

 

その後、東京九段の靖国神社にて正式参拝をしました。
心静かに英霊を偲び、感謝の祈りを捧げました。

 

九月八日、白の服装に整えて検問を受け、皇居の桔梗門から入門し、
窓明館(休所)に入りました。

 

午前中は、皇居の宮殿東庭にて写真撮影があり、
富士見櫓を通り宮殿の説明を受けました。

 

庭園の芝生清掃をして暫く庭園を散歩して植木の美しさや
百日紅の花を楽しみ、蝉の声や水の流れる音を心地よく聞きながら
休所で昼食をとりました。

 

勤労奉仕初日午後二時から
早くも天皇皇后両陛下の御会釈を賜る好機に恵まれました。

 

長崎県の団長が、天皇陛下皇后陛下万歳を唱え、
団員は良き思い出になりました。

 

翌日は、他の団体も合流して休所は八百人ほどの賑わいでした。

 

九月九日、赤坂御苑にて、園遊会が開催される庭園前で
写真撮影があり、皇太子殿下の御会釈を賜りました。

 

清掃活動後は、豪華船ディナークルーズに移動して
東京湾にて景色とご馳走を優雅に楽しみました。

 

日が沈むと東京のビルの間から、オレンジ色のスーパームーンが
いつもより大きくてくっきりと鮮明に輝き海面にてのお月見に感動し
思わぬ良き思い出になりました。

 

九月十日、皇居東御苑の参観があり
旧江戸城の本丸、二の丸、三の丸や天守台、同心番所、百人番所、
大番所、松の大廊下跡、都道府県の木などを散策したあと、
芝生園の清掃や草取りの作業をしました。

 

午後の草取り奉仕作業を芝生園で行っている時、
新しい大使の御出迎えのため、練習中の馬車や
馬が走る光景が見られて思いがけない見学ができました。

 

九月十一日は、あいにくの雨天で
雨具着用で吹上大宮御所の参観に行きました。

 

雨が大降りになる中、三百年や五百年ものの宮中行事に飾られる
五葉松を見せて頂きました。

 

天皇陛下の御田植えの場所に金色に実った美しい稲穂を見学したり
賢所の門前にて参拝をして、休所に戻りました。

 

奉仕団の代表者を募り、
宮内庁にて天皇陛下からの賜り物を頂きました。

 

天候不良のため、午後の奉仕は中止となり
十三時には皇居奉仕の全ての日程を終えて、次の宿泊地である
千葉木更津温泉へ向かいました。

 

皇居奉仕を無事に終えてゆっくりと温泉を楽しみ、
懇親会では三十分の時間延長をするほど宴会は盛り上がりました。

 

九月十二日、鹿嶋市の鹿島神宮に行きました。
水戸藩初代藩主・徳川頼房公の奉納「楼門」(重要文化財)を潜り、
本殿(重要文化財)にて正式参拝しました。

 

その後、宝物館に収められる国宝の直刀などを拝観し、
鹿島宮司より十二年に一度、午年に執り行われる御船祭が
九月初めに終わったばかりであることをお話し頂きました。

 

その歴史は、約七百年前、応神天皇の御代に祭典化され
今の御船祭は明治三年に再興されたそうです。

 

また、憧れである、剣の理想を作り出した人として
「剣聖」と謳われている塚原卜伝の直筆の色紙を見つけて
購入したことが嬉しかったです。

 

塚原卜伝は、鹿島神宮に一千日の参籠祈祷をして
「一の太刀」を完成し「鹿嶋の太刀」を継承したといわれています。

 

剣道の道を究めた人を偲びながら、鹿島神宮を後にしました。

 

その後、塩来十二橋めぐりをして帰路に着きました。

 

 

御会釈を 両陛下より賜りし 勤労奉仕の 喜びの汗

 

 

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