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斎田清祓・播種祭の様子
今日の諫早はうっすらとした雲が広がる中にも
暑さを感じる一日となりました。
神社では、新たに造成された住宅団地での地鎮祭のご奉仕がありました。
さて、先の5月31日にご奉仕しました
当社管轄の小野地区(黒崎町)での宮中献穀田の斎田清祓・播種祭について
以下の写真・解説により、古式ゆかしき祭典の様子をご紹介いたします。
快晴の青空の下、約60名の関係者がご参集になり
意義深き宮中献穀事業の事始めを、厳粛な雰囲気の中にご奉仕させていただきました。
祝詞奏上の後、「斎田清祓の儀」として
斎田ならびに苗代(なわしろ)を切麻(きりぬさ)にてお清めしているところです。
お祓いをしている隣では、祭員が
神様の依代(よりしろ)である斎串(いぐし・いみぐし)を奉持しています。
続いて、「播種の儀」として
まずはお清めされた苗代を、耕作長が鍬入れを三度行っています。
引き続き、奉耕長が稲の種を苗代に播いていきます。
その後、祭主は
斎串を祭員から受け取り、祭主は斎串を斎田の水口へ納め(立て)ました。
続いて、巫女による神楽舞「豊栄の舞」を御神前に奉納いたしました。
続いて、玉串奉奠(たまぐしほうてん)
祭主、御来賓、奉耕者・耕作長が玉串を奉り
参列者一同が心を込めて事業の進展を祈念いたしました。
神酒拝戴(しんしゅはいたい)の後、
奉賛会長、奉耕者・耕作長が参列者を代表して挨拶を行いました。
滞りなく古式による斎田清祓・播種祭をご奉仕させていただきました。